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お産の豆知識

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妊娠と冷え②(冷え予防をしましょう)

冷えは、生活習慣を改善することで、予防や改善ができます。

では、どのようにしたらよいのでしょう?

冷え対策には、体の外側から温めるだけでなく、内側から温めることも大切です。寒い季節はおのずと暖かい服装や温かい食事をして体を温めると思います。ですが、本当は暑い季節ほど注意が必要です。氷や冷蔵庫で冷やした飲み物、クーラーなどで体を冷やしすぎないように気をつけましょう!!

 

☆服装について

「頭寒足熱」を意識しましょう。

首より上は涼しく、下半身は温かくすると快適に過ごせます。

 

≪服装選びのポイント≫ 

・「首」と名の付く場所を冷やさない工夫をしましょう

  • 首:ストール・マフラー
  • 手首:手袋・アームウォーマー
  • 足首:靴下・レッグウォーマーおなかや腰や太ももを温めましょう(腹帯・腹巻・毛糸のパンツ・スパッツなど)

・夏場でも素足にサンダルは避け、下半身は重ね着をしましょう・・・夏場は建物の内と外で温度差に対応できるように、羽織るものやレッグウォーマーで調節するとよいでしょう。

・締め付けない服装を意識しましょう(ゴムのきつい靴下や下着は避ける)

・汗をかいても蒸れにくい素材を選びましょう

・皮膚に直接触れる部分は綿や絹、麻などの天然素材がおすすめです。

 

☆保温について

季節を問わず、毎日湯船につかりましょう。シャワーだけだと逆に体が冷えてしまいます。どうしても入浴がしんどい場合は足湯をしましょう。

≪足湯の方法👣≫

  1. ふくらはぎがつかる深さのバケツを用意する
  2. 熱めのお湯を入れる
  3. ゆっくり足をつける (足が冷えていると熱く感じます。やけどに注意!)
  4. お湯が冷めてきたら時々足し湯をして20分程度続ける(時間のない時は10分でも)
  5. 全身ぽかぽかに☺ 足湯のあとは靴下(就寝時はレッグウォーマー)を履いて保温しましょう。

 

☆食べものについて

身体を温める食事を意識し、身体を冷やす食事は避けましょう。

身体を温める食事

  • 温かいもの
  • 冬が旬のもの
  • 根菜類
  • ショウガ(生は身体を冷やすので加熱したものか乾燥したもの)
  • 精製されていないもの(玄米・雑穀米・分付米・黒糖・きび糖・ライ麦や全粒粉など)

身体を冷やす食事

  • 冷たいもの(冷蔵庫から出してすぐのもの・氷をいれたもの)
  • 夏が旬のもの(火を通したり発酵食品になると温める食事に変わります)
  • 生のもの
  • 精製されたもの(白砂糖・白米・小麦粉)

☆ツボで温める

・三陰交

三陰交は妊娠・出産とかかわりの深いツボです。女性の「養生穴」「特攻穴」と言われています。ツボを指で刺激したり、お灸をするのもおすすめです。このツボがある足首は絶対に冷やさないよう、靴下やレッグウォーマーで保温しましょう。

・勇泉

足の裏にあるツボです。足の指をグーにすると一番凹むところです。このツボを刺激すると泉のように元気が湧いてくるとされ、自律神経の乱れを調整する働きがあります。三陰交と同様に、指で刺激したり、お灸をしてみましょう。

☆適度な運動をする

ウォーキングやスクワット、床のふき掃除や洗濯物を干すなど、日々の生活の中で、体を動かすことを意識して行えるといいですね☺

助産師スタッフ

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