menu
妊娠・出産は何度経験しても、不安や不便がつきまといます。そんな時、近くに親御さん・ご親族がいらっしゃれば心強いと思います。当院では、神戸のご実家などに帰省し出産される里帰り出産(分娩)も歓迎いたします。
里帰り出産される方は、初産婦さんや上のお子さんが小さい方が多いです。産後すぐはママも家事を行うことができませんし、慣れない赤ちゃんのお世話も大変ですので、神戸への里帰り出産もぜひ検討してみてください。
住んでいる自治体でもらった健診費用の助成券などは里帰り先では使用できないことが多く、その場合、里帰り後の健診代は自己負担で払うことになります。しかし、後日請求すると費用の一部を還付してくれる自治体もあります。母子手帳をもらう際に、里帰りの場合の助成があるか聞いておきましょう。
出生届は、父母の本籍地・父母の所在地(居住地)のほか、里帰り先(出生した産院)の市町村役所でも提出できます。(14日以内)
順調な経過の方は妊娠32週~34週頃から当院での妊婦健診を受けて頂くことが可能です。妊婦健診で切迫早産や骨盤位などを指摘されている場合は、妊娠30週頃から里帰りして妊婦健診などを受けて頂くことをおすすめしています。
法律では分娩予定日の6週間前から産前休暇を取得できます。現実には未消化の有給休暇を合わせるともう少し早い時期から休みに入る方も多いと思います。帰省したらすぐに受診できるように事前に診察予約を取って頂きますようにお願いいたします。
里帰り出産では、地元とは言ってもご両親や友人から入ってくる情報は限られています。妊娠や出産について学ぶこと、施設や人に慣れること、体を動かすことが大切です。以下のようにしてお産の準備を整えてゆきます。