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2022-09-26
私が岡本太郎に興味を抱いたのは、最近のこと。書店で「自分の中に毒を持て」という強烈なタイトルと真っ赤な装丁を見た時です。
私はすぐに目を奪われ購入した。そして1ページ目の言葉「命を懸けて運命と対決するのだ。その時、切実にぶつかるのは己自身だ。己が最大の味方でありまた敵なのである。」
この言葉に惹かれ、「自分の中に孤独を抱け」「自分の運命に盾を突け」の二冊を読み始めた。そして、生きているうちに話を聞きたかった人物の一人になった。
今、折しも、中ノ島美術館で岡本太郎展が開催されている。興味を持たれた方はぜひ足を運んではいかかでしょう。岡本太郎の何かに触れて欲しい。
2022-09-19
コロナ禍の今、よく聞きますよね。
規則正しい生活、質の良い食事、疲れをためないようにしっかり睡眠をとる、
適度な運動、身体を冷やさない、などなど。
「笑うこと」も、とっても大事と言われています。
とある本(免疫とは関係のない本だっだのですが)を読んでいたら、
「今日、起きてから、笑いましたか?」との一文があり、ドキっとしました。
今日はまだ笑ってないな~・・・、昨日は笑ったかな~・・・?
そう思った時、私はYouTubeで楽しそうな動画を見るのですが、その中でもすぐに笑いたいときは「中川家」の動画を見ます。
見始めたらすぐに笑えます(なんなら今も思い出し笑いしそうです)。
ですが、夜更けに見てしまうと、おもしろすぎて逆に興奮して、寝付けなくなってしまうのです。
もしこの記事を読んで、見てみようと思ったかた、見る時間帯に気をつけてくださいね~。
2022-09-12
みなさま初めまして!助産師Nです。
今から18年ほど前のこと、私は青年海外協力隊の助産師隊員として
2年間ネパールのイタハリという町の分娩施設に赴任していました。
ネパールいえば世界最高峰エベレスト⛰がある国です。
ネパールの出生率は2020年で19.26%、
日本の1.30%と比較しても、生まれる赤ちゃんはかなり多いです。
今は出産事情も変化したと思いますが、18年前は近所の妊婦さんから
「日本人の助産師さん、家で赤ちゃんが産まれそうなんだよ、来てくれ💦」
と呼ばれることも。。。慌てて駆け付けると、もう分娩施設には移動できないところまでお産が進んでいて、
そのまま自宅出産に、ということもありました。
「なんで施設に行かないの~??💦
お腹の中の赤ちゃんは無事かな?母体は大丈夫だろうか。。」
不安と緊張の中、産婦さん宅に到着すると、私の顔をみるなり
「シスター!(助産師のことをシスターと呼びます)」
と、心から嬉しそうなそして安心したような表情の産婦さん。
「あぁ、彼女か!分娩施設に妊婦健診に来ていた妊婦さんだ!でも確か、健診費用が払えなくて相談していたよな。。」
色んな感情がわき上がる中、ゴザを敷いただけの部屋で汗だくになりながら無事に大きくて元気な赤ちゃんを産みました。
産後、荷車のようなものに乗って、施設まで行き傷などの手当をして帰りました。
(赤ちゃんは確か3400gくらいありました😊!)
20年近く経った今でも、彼女の「シスター!」という安堵の表情、
お産後に赤ちゃんと添い寝をして微笑む姿が尊くてとてつもなく美しかった
ということを思い出します。
そして安全に安心して出産し子育てできる環境を守っていかなくてはと心から思います。
2022-09-05
皆様は、ご自身の赤ちゃんの栄養について、どう選択するべきか
悩まれたことはありますか。
厚生労働省のH27年の統計では、S60年や10年前に比べて、母乳のみで育てている方が少し増えているそうです。
当院で出産された患者様も、印象としては、母乳のみと混合は半々くらいだと思います。
最近、よく耳にするご質問に、「誰かにあずかってもらえるように、混合にしたほうがいいですか?」があります。
私自身、およそ10年前、妊娠中同じように悩みました。
その気持ちを先輩ママに話をしたとき、こう言われました。
「産まれてみたら、意外と預けたいなんて思わないかもよー。」
「へぇー!そうなの?」と、産後の自分の気持ちが全くイメージのわかない私は、そんな会話もすっかり忘れ、、、。
我が子が、生後2-3か月ほど経ったある日、ついに、夫に預けて念願の美容室に行くことに!
とりあえず、シャンプーとカットだけしていただきましたが、ずっとソワソワ。
娘が気になって仕方ないのです。
あんなに、預けたかったはずなのに、早く娘に会いたい気持ちに、、。不思議でした。
先輩ママの言う通りだったのです!
それ以降、美容室へは、前髪カットのみにしました。
何時間も娘をあずけたい気持ちにはならず、授乳と授乳の合間に少しあずかってもらい、
近所にお買い物へ行くだけで、気分転換できていることに気付きました。
もし、母乳育児をがんばってみたいけど、悩んでいらっしゃる妊婦さん
「意外と、長時間あずけたいと思わないかも」
ママと赤ちゃんの絆は、私たちの想像以上かもしれませんね。